A.豚肉や牛肉などを塩せきした後ひき肉とし、調味料や香辛料を加えて混ぜ合わせ、ケーシングに詰めて加熱または乾燥させて作られたものをソーセージといいます。ケーシングには、塩蔵した家畜の腸を利用した天然ケーシングと、コラーゲンなどで作った人工ケーシングがあります。 羊腸または太さが20mm未満の人工ケーシングに詰めた製品をウインナーソーセージ、豚腸または太さが20mm以上36mm未満の人工ケーシングに詰めた製品をフランクフルトソーセージといいます。
A.ハムなどの食肉加工品の製造工程には、「塩せき」と呼ばれる原料肉に食塩と発色剤などを添加して漬け込む工程があります。「無塩せき」とは、発色剤を使わずに塩づけしたもので、「食塩を使用していない」という意味ではありません。
A.冷凍すると食感や風味が損なわれるおそれがあるので、冷凍保存はあまりおすすめできません。しかし、食べきれない場合は、1回分ずつ小分けしラップでしっかりと包み、きっちり空気を抜いて密閉し早めに冷凍しておくと良いでしょう。解凍するときは冷蔵庫でゆっくり解凍することをオススメします。
A.空気や光に触れると退色や変質・乾燥の原因となりますので、開封後はラップでしっかりと包み、できるだけ空気に触れないようにし、商品のパッケージに記載されている保存方法で正しく保存して下さい。また、一度開封すると保存性は著しく低下するので、賞味期限に関わらずなるべく早く食べましょう。
A.ハム・ソーセージ・ベーコンなどの「食肉製品」は、加熱殺菌、乾燥・熟成などの製造過程によって、そのまま食べることができるように製造されているので、「加熱して食べてください」などの記載がない限り、加熱する必要はありません。
A.ハムは新鮮なうちでしたらスライスしてサラダなどにのせて食べるとおいしく召し上がれます。最近では厚切りにしてステーキのように両面に焦げ目がつくまで焼き、メインディッシュとしても利用されるようになりました。
ソーセージはお湯でボイルするのが最もおいしい食べ方です。ボイルすることによってソーセージを詰めているケーシングに張りが出て食感・旨み・甘みなどソーセージの素材が最大限に引き出されるからです。フライパンで焦げ目が付くまで炒めても美味しく召しあがれます。